投資方針

基本方針


インデックス積立投資をコアに、リバランス投資を併用しています。

具体的には、毎月インデックス投信の定額積立を行っています。また合わせて、総資産に占める投資(リスク資産)の割合を計算し、現金50%投資50%になるよう追加でETF又は個別株を購入しています。

ただし給与収入がある限りは株価上昇により投資比率が50%を超えても売却はせず、バイ&ホールドを基本としています。

(以前は現金60%:投資40%の比率でしたが、2020年9月に比率目標を50:50に変更しました。株価を見ながら1年半ほどかけてゆっくり比率を上げていきました。)

実際の投資行動は?


インデックス積立投資に関しては説明の必要は無いかと思います。株価の上下に関係なく、毎月決まった額を自動積立しています。

リバランス投資に関しては、積立後の預貯金とリスク資産の割合を計算し、リスク資産が50%を切っていればETFや個別株の購入を検討します。

バイ&ホールド方針なので株価下落時(50%を切った時)に買い増し、株価上昇時(50%を超えている時)は静観する(売らない)という事になります。

給与収入がある限りはそのうちまた現金比率が増えてくるので、現金比率が50%を超えたところでリスク資産が50%になる額を目安に買い増しを行います。

なお、このリバランス投資についてはあくまで購入の目安なので、あまり厳密には管理していません。タイミング的には給与支給日や、暴落のニュースを聞いた時などに計算して買い増しする感じです。

しかしこの目安を持っている事が、大暴落の際にリスク管理をしつつ大胆に資金投入するのに非常に役立ちます。

コロナショックの2020年3月には投資方針通りに投資した結果、200万円も一気に株を買い増しする事になりましたが、常に一定割合の現金を確保していた事で資金枯渇の心配なく資金投入が出来ました。
結果的に底値付近で大きく拾えて、その後のパフォーマンスに大きく寄与しています。

投信積立


eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)〔つみたてNISA〕
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

安定性重視のコア資産として、上記インデックスファンドを毎月定額購入しています。ドルコスト平均法による購入単価の平準化を図っています。
*全世界株式をオールカントリー(含む日本)と(除く日本)で分けているのは、特定口座とつみたてNISAで区別が付きやすいようにしているだけで、特別な意図はありません。

ETF


国内ETF: TOPIX ETF(1475)MAXIS全世界株式(2559)JリートETF(1476)
海外ETF: VT SPYD

リバランス投資の対象その1として、ETFを購入しています。

理由としては、指値で売買できる方がリバランスしやすい事、個別株よりはインデックス系やスマートベータ系のETFの方が分散が効いていて好みな事が挙げられます。

ひそかに分配金が貰える事も楽しみにしているので、やや高配当系に偏っているかもしれません(笑)

具体的に購入しているETFは現在のところ上記の通りですが、特に制限は設けていないので今後も気になるETFがあったら購入していくつもりです。

個別株


リバランス投資の対象その2として、個別株も購入しています。

上昇しそうだと思う銘柄、優待銘柄などを都度、適当なタイミングで投資しています。建前としては投資や市況への関心を維持するためという位置付けですが、要は趣味です(笑) だってTwitterで話題の個別株について語りたいじゃないですか…

基本的に(一般人である私には)市場を完璧に読む事はできないと思っているので、個別株で市場平均を上回ってやろうとは考えていません。それでも「上がりそう」と思う銘柄とか、優待が魅力的な銘柄ってありますよね。そんな銘柄を、分散投資の一環として購入しています。

個別株はどんなに安定した大企業であっても倒産リスクがあると思っているので、リスクを抑えるため1銘柄あたり総資産の2%を買付時の上限としています。通常は0.5~1%程度の買いから入り、大きく下がるようなら買い増しします。株価上昇により2%を超えた場合でもリバランスのための売却はしませんが、事業の継続に重大な支障があると判断した場合は売却する予定です。

雑食投資


そんな感じで、積立投信+ETF+個別株の合計額が50%になるよう投資をしています。リバランス時に欲しい個別株があればその銘柄を、無ければETFを購入する感じですね。

インデックス積立投資とリバランス投資、投信とETFと個別株、このあたりをミックスしている事が「雑食投資」の名前の由来になっています。

リスクをある程度抑えて市場平均に追従しつつ、暴落時はしっかり仕込みたい話題の株や優待株にも手を出したい、そんな私の好みを反映した投資法です。


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