アーリーリタイアへのロードマップ ~教育費編~


自己紹介でも触れていますが、私の目標はアーリーリタイアです。

とは言っても専業主婦の妻と子供が2人いるので、あまり早い時期のリタイアは難しそうです。また性格的にあまり浪費はしない方なんですが、やはり子供には窮屈な思いをさせたくないのと、自分が大切と思った事にはしっかりお金をかけたいタイプです。

なのでガチガチに節約するというよりは、どちらかと言えば人生を普通に楽しみつつ、お金が貯まったら定年より少し早めに仕事を辞めたいな、というレベルのアーリーリタイアが目標です。

さて、では何歳くらいでリタイアできそうなのか。長くなりそうなので何回かに分けて試算していきたいと思います。

教育費の基礎データ


まずは必要なお金がどれくらいになるのかを計算していきます。今回はその中でも一番不確定要素が多い教育費を考えてみます。


この表は、そこそこ信頼のおけそうなサイトから引っ張ってきた教育費の平均額です。文房具や制服などの学用品も含んでいます。食費や被服費などは含んでいません。

小中高とそれぞれ公立と私立に分かれています。大学は国公立と私立文系・私立理系に分かれていましたが、私立文系のデータがどっか行ってしまいました(汗)

実際に子供達がどういう道に進むかは分かりませんが、少し多めに見積もった方が良いだろうという事で、小学校のみ公立、中学以降は私立で、大学は私立理系で計算します。(枠が黄色になっているものです)

なお上の子は今年から公立小学校に入学しており、下の子もよほどの事がなければ同じ小学校に行く予定なので、小学校だけは公立で計算しました。

余談ですが私は中学まで公立、妻は小学校から大学まで全て国公立だったので、全く私立信仰はありません。無理に中学受験させるつもりも無く、本人が行きたい学校に行くのが一番だと思っています。しかしいざ私立に行きたいとなった時にお金の事で選択肢を狭めたくは無いと考えているので、この前提で計算しました。

これで単純に合計すれば一人あたり必要な教育費は計算できます。大学卒業までで1810万円、大学院2年間も大学と同じと見積もると2150万円でした。しかしそれだと「今後いくら必要なのか」が簡単に分かりません。またアーリーリタイアをする時、自分が何歳で子供達が何歳なのかも知りたいところです。

教育費年表を作成する


という事で、何年に子供達が何歳で、教育費がいくらかかるのかを年表形式にしてエクセルで作成したものがこちらです。本当は子供達の名前が入っていたんですが、ここでは公開用に「A子」「B子」と変えています。


幼稚園に関しては昨年から無償化が始まったので、B子の分は授業料分を減額しています。また大学院に行くかどうかは分かりませんが、暫定的に大学院に行くものとして大学と同じ年間費用を計上しています。その代わり、浪人はしない前提で計算しました。

この表から、「2020年現在、あと約4070万円の教育費が必要」という事が分かります。また例えば「教育費がピークを迎えるのは2035年頃で、年間340万円かかる」「下の子が大学に入る時に自分は54歳になっている」などが分かります。アーリーリタイアを計画するにあたり、かなり具体的なイメージがつきますね。

実際には国公立に行くかもしれないし、浪人する可能性もあるし、大学院は行かないかもしれません。その辺はその時になってから臨機応変にアップデートしていく予定です。ですが自分の資産額と、これからかかる教育費を計算していくのにはとても便利な表だと思います。


さて、今回はアーリーリタイアへのロードマップの第一歩として、教育費について考えてみました。次回はその他にかかる総費用について計算していく予定です!


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