アーリーリタイアへのロードマップ ~総括編~
前回の記事でこれから先の人生に必要な費用(支出)を計算したところ、我が家の場合は65歳まででおよそ2億1200万円(老後資金3000万円を含む)という事が分かりました。
もしかしたら色々と抜けてる費用や想定外費用があるかもしれませんが、各項目にも余裕をみているのできっと大丈夫でしょう。
今回は、これに収入と資産を突き合わせて、アーリーリタイアの可能性を探ります。
現在の資産と収入
以前は資産をネットに晒すのに抵抗があったのですが、最近はTwitterでも書いたりしてますし具体的な話を進めるためにサクッと公開しちゃいます。
まず、私の現在(2020年6月)の金融資産は約3600万円です。
我が家の資産、という意味では妻も働いてた頃の預金がそれなりの額あるようですが、これは妻が自由に使えるお金としておきたいので、計算には入れません。
その代わり我が家は保険にあまり入っていないので、私に万一の事があった時にアテにしています(笑)
続いて収入についてです。
私の給与収入は大体ここ数年ほど、手取り1300万円前後で推移していました。
しかしこれは出張や残業などでメチャクチャ激務をしていた時の手当が含まれており、正直コロナショック以降は仕事も激減し給料も下がってきています。そして回復の目途もたっておりません。
なので今回は、年間の給与収入を1000万円として計算したいと思います。
また、投資も行っているのでそちらの資産増加も期待できますが、不確定要素が多いのでとりあえずプラスマイナスゼロという前提で計算していきます。(実際はかなり期待していますが…)
この他に退職金と確定拠出年金も貰えるはずなのですが、会社の退職金規定を読んでも計算が非常に複雑で、さらに所得税の退職時控除がまたえらい複雑なので、ゼロとして計算しました。適当すぎる計算ですが、これらは全て余裕分としておきます(笑)
リタイア年齢は?
冒頭で書いた通り、65歳までに必要なお金は2億1200万円でした。
現在の金融資産は3600万円なので、これを引くと
21200-3600=17600(万円)
という事で、あと1億7600万円足りないという事になります。
年1000万円の収入があるとすると、あと18年働けば良いという事になりますね。私は今38歳なので、計算上は56歳にはリタイア可能という事になります。
ちなみに計算上は、56歳でリタイアする時の総資産は約6600万円+予備費用となります。
リタイアするなら1億円は必要なんて話も聞きますが、年齢や大きな出費(住居、教育など)が終わっていればこれくらいで大丈夫そうですね。
予備費用の2000万円と住宅修繕費の600万円はリタイア前に使うかリタイア後に使うか分かりませんが、使っていなければ6600万円にプラスして残る計算になります。
ここから65歳になるまでに約3200万の生活費がかかり、65歳時点では約3400万の老後資金が残る計算です。あとは年金と老後資金を取り崩しながら、悠々自適な生活を送りたいと思っています。
まとめ
という事で、計算の結果56歳でアーリーリタイアできそうでした。
う~ん…そもそも56歳で退職というのはアーリーリタイアと言うんでしょうか?(笑)
世間で言われている「アーリーリタイア」よりはかなり年取ってしまいそうですが、これが「子供2人・持ち家あり・車所有」という我が家での結果でした。
お金を使うところ・節約するところ・家族構成・方針など、よそのご家庭から見たら「これはヘンでしょ」と感じる部分もあるかもしれませんが、そこは人それぞれという事でご容赦願います。
ちなみにもし今後も給料収入が減らない前提だと、52歳でリタイア可能となりました。下の子が大学に入るのが54歳なので、これくらいまでには教育費も確定しそうですし、実際のリタイアは52~56歳くらいの間になるのかもしれません。
収入は維持できるのか?むしろ失業しないのか?〇〇の費用が入っていないのでは?などなど皮算用通りにはいかない可能性の方が高いですが、毎年その時の状況でアップデートしながらリタイアを目指していきたいと思います!
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